仲居の仕事内容
仲居というと、旅館でお客様の世話係となり、その仕事範囲は広いです。
お客様の出迎えからみおくり、配膳や片付け、客室案内と点検、お茶だしなどあります。
お客様を総合的にサポートするのが仕事です。
お客様の起床やチェックアウトにあわせて仕事をしていき、いくつか大変な部分はあります。
男性版の給仕という仕事もあり、男女どちらでもバイトはできます
拘束時間は長く、朝6時頃に仕事を開始し、夜9時頃に終わります。
宿泊するお客様のサポートをするので、自然と仕事時間は長くなりますが、途中に3時間ぐらいの休憩があります。
これは、通常昼休みを兼ねた、お昼に取ります。
仕事内容はバイトでも正社員でも変わらず、作業はマニュアルになっているので、それに従い、私は未経験でもマニュアルがあったので、難しい仕事はなかったです。
如何に休憩時間を上手く使えるか、長い拘束時間に耐えられるかがポイントです。
仕事で大変な部分
まずはおもてなしとも言われる、お客様への気配りです。
これは気配りのみならず、目配り、心配りと3つがあり、常に周辺を察知し、その時々を読むことが大切です。
特に日本人は口に出して文句などを言わないので、どう考えているか察知しないとなりません。
これは、マニュアルでは記載できない部分もあるので、自分で考えて行わないとなりません。
例えば、お客様のみおくりは会釈をして行いますが、見えなくなるまでの会釈は重く、早く直るのは軽すぎると言われます。
また最近は個人情報がうるさいので、お客様にどこから来たのか聞くのはNGとされることもあります。
このようなお客様との間合いは、最初は先輩の言動を見て学びます。
仕事をするときは、女性であれば着物を着て行います。
着付けをしたことのない方であれば、本式着物での募集は避けた方が良いでしょう。
仲居のリゾートバイトをしたいなら、簡易的な二部式着物または作務衣で仕事のできる旅館で働くと、着付けを気にせず働けますよ。
チップをもらえる
女性だけの職場なので、特有のどろどろした雰囲気などあるようにイメージしますが、実際はさっぱりした女性が多く、どちらかというと体育会系のノリに近いです。
毎回とは限りませんが、時にはお客様からチップをもらえることもあり、臨時収入になります。
チップをもらうと嬉しく、旅館によっては報告しないといけないところもありますが、ほとんど報告はしません。
仕事をしていくと、敬語も身に付き、接客業での敬語が身につきます。
もしも本式着物で仕事をするとなれば、未経験の方なら、最初は苦労します。
着付けに1時間ぐらいは時間はかかり、その分早めに仕事の準備をしないとなりません。
慣れると自分一人で着付けをできるようになり、他のスタッフと着物の小物を買いに行くなどします。
着付けができれば、結婚式など他のパーティーでも、気に入った着物を買って、自分で着付けして着られます。