リゾートバイトで盗難が起こりやすい理由
自分の好きなリゾート地で宿泊費や食費の援助を受けながら働くことのできるリゾートバイトの人気は、年々高まる一方です。
スキー場であれば無料リフト券をもらえたり、温泉リゾートならタダで温泉に入れたりとメリットの多いリゾバとはいえ、いくつかのデメリットがあることも忘れてはいけません。
デメリットのひとつは、リゾートバイトでは盗難が比較的多いということです。
特に大規模なリゾート施設では毎日新しいアルバイトが入ってきて、これまで働いていたスタッフが辞めていきます。
人の入れ替わりが激しく、同僚の顔をよく覚えている暇もないので、うっかりしていると盗難に遭ってしまう確率が高くなります。
特に寮が相部屋の場合、ちょっとした隙にお財布などを盗まれるケースも多いので注意しなければなりません。
相部屋では、2人部屋よりも3〜4人の部屋の方が盗難が多いようです。
リゾートバイト先での盗難を防ぐ方法
リゾートバイト先で一度盗難に遭ってしまうと、不快な思いがぬぐえず、「二度とリゾバはしたくない」とさえ思ってしまうことがあります。
こういった思いをしないためにも、リゾートバイト先では所持金を少なくする、貴重品は持っていかないなどといった工夫をすることが大切でしょう。
カードなども、絶対に必要なもの以外は自宅に残していくようにしておくのがおすすめです。
スマートフォンも、必ず指紋認証などを使って他の人が解除を出来ないようにしておくのがポイントです。
リゾバの中には盗難が起こりやすい職場というのもありますので、知り合いが働いているところなら職場の環境について質問しておくのもいいかもしれません。
もし盗難に遭ってしまったら
リゾバ先でもし盗難に遭ってしまったら、カードに関しては即座に使用停止の手続きを行わなければなりません。
盗まれた財布に健康保険証や運転免許証が入っていた場合には、再発行の手続きをしてもらいます。
盗難にあった物が見つからない場合には警察に被害届を出すのが一番なのですが、こうすると警察が来て現場検証をしたり、所持品検査をしたりします。
職場の中にはこういった手続きを嫌うところもありますので、被害届を出す前に上司に相談するのが得策とも言えます。
リゾバ先で盗難にあったことに気がついたら、まず最初は店長や職場の責任者に相談してみましょう。
監視カメラがある場所で盗難が起きたのなら、カメラで確認をすることもできます。
他の同僚も盗難に遭っていないか確認するのもいいアイディアです。
何人もが盗難被害にあっているのに一人だけ被害がない場合は、その人が犯人である確率も高くなります。
自分で判断しかねる時は、法テラスで無料法律相談をするのもおすすめです。