ノウハウ

「中抜けシフト」とは

中抜けシフトとは

中抜けシフトとは、勤務時間中に長時間の休憩があるシフトのことです。
通常のシフトはお昼休みなど1時間程度しか休憩がありませんが、中抜けシフトではそれ以上の長時間の休憩があるのが特徴です。

中抜けシフトがあるのはリゾートバイトに限りませんが、ホテルや旅館、レストランなどに多いため、リゾートバイトを始めると職種によっては中抜けシフトに当たることは珍しくないでしょう。
仕事内容によっては4~5時間、もしくは、それ以上の長時間の中抜けがある場合もあります。

また中抜けシフトのある職種の特徴としては、繁忙期と閑散期の差が激しいことです。
観光地の宿泊施設などがわかりやすい例ですが、閑散期にアルバイトを通しシフトで勤務させても十分な仕事がないということも珍しくありません。
そういう場合、暇な時間は休憩にして、忙しい時間だけ勤務させるという中抜けシフトを採用することがあります。

中抜けシフトの場合、休憩中に何をやるのも自由です。
リゾートバイトなら休憩時間中に遊びに行くこともできますし、勤務地と寮が近いならいったん帰宅してゆっくり休むことも可能です。

中抜けシフトのメリットとデメリット

中抜けシフトのメリットは、先ほども述べたように長時間の休憩時間があるため自由に過ごせる時間が長いことです。
寮に帰って仮眠をするのも良いですし、観光地なら散策に出かけるのも良いでしょう。
遠出は難しいこともありますが、近辺の散策には十分な時間です。
またスキー場などのバイトであれば、休憩時間中にスキーを楽しむこともできます。

通常より長い休憩時間があるということは、その時間を勉強などの自己研鑽に当てるのも良いでしょう。
リゾートバイトという働き方を選んでいるということは、何かしら目的があって短期間でしっかりお金を稼ごうとする人が多いのではないでしょうか。

たとえば留学もそのひとつです。
留学資金を貯めるためにリゾートバイトをしているのであれば、中抜けシフトという勤務体系を有効活用し、長い休憩時間を勉強に充てるのは賢い過ごし方です。

デメリットとしては、休んだ気になれないということが挙げられます。
勤務時間の合計は通しシフトと同じであっても、途中で長時間の休憩が挟まる中抜けシフトの場合、朝の出勤が早く夜の終業が遅くなってしまう傾向があります。
長時間拘束されたような気になってリラックスできないというのはよく聞く話です。

リゾートバイトで通しシフトの仕事を探すには

上手に活用すれば中抜けシフトは時間を有効活用するのにおすすめなのですが、デメリットのところでも述べたように、人によっては休んだ気になれないということもあります。
そういう場合、リゾートバイトの派遣会社に最初から通しシフトの仕事に絞って紹介してもらうようにしましょう。
希望を伝えておけば、ちゃんと希望通りの仕事を紹介してくれるはずです。